Thursday, July 28, 2005

調布市でも候補に残る  都立中高一貫校で採択

 ヤマ場を迎えた教科書の採択問題は、27日、調布市教育委員会が開かれ、 歴史と公民の審議が終了。委員の投票の結果、歴史、公民とも、扶桑社版教科書が候補に残り、1日、5日の委員会で正式決定することになった。
 また、28日には、都教委の会議で、都立の中高一貫校の「白鴎高校付属中学」(台東区)と来春開学予定の3校で扶桑社版の歴史教科書の採択が決定、都立ろう・養護学校21校では歴史と公民が使用される都立ろう・養護学校21校と合わせ25校で使われることになった。

 調布市の27日の委員会では、内容面にはほとんどふれず、どんな構成かに力点のおかれた選定資料の説明ののち、3社に絞りこむ無記名投票がおこなわれた。
 一人が3社に投ずる投票の結果、
 〔歴史〕東京書籍 5日本書籍 2清水書院 2日本文出 2扶桑社2帝国書院 1教育出版 1大阪書籍 0。 よって5社を候補に残すことになった。
 〔公民〕東京書籍 5日本書籍 3扶桑社 2大阪書籍 1教育出版 1清水書院 1帝国書院 1日本文教 1。 よって東京書籍・日本書籍・扶桑社が候補に残された。

 傍聴者の報告では、結果的に東京書籍は全員一致していること、3名は明らかに扶桑社批判と受け取れる発言をしているため、これ以上扶桑社支持がひろがることはないとみられるが、全国的な状況から油断は禁物。1日、5日の一層の傍聴活動が求められている。
 
 委員会の中では、新田委員から「歴史では国民としての自覚と国際協調が大事で、なかでも国際協調が重要」との発言、榎本教育長からも「人物名が多すぎる教科書は過重負担」との発言があり、仙名委員も公民で「人権をきちんと書いている」と、日本書籍版を高く評価した。
 扶桑社支持は2委員。おそらく菊地委員と教育委員長ではないかとみられている。

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