Sunday, July 31, 2005

7.27教育委員会審議要旨

7月27日の教育委員会の議事の要旨は次の通り。(文責・傍聴:富永信哉)
 【教科書選定の手続きなど】
 関口教育委員長  選定委員会に4月28日に諮問。7月21日に答申をうけた。その後は、公正を期し、独自に目を通してきたが、事前の打ち合わせは一切おこなっていない。今日は各教科を数社に絞り込み、8月5日に最終決定としたい。
 長谷川教科図書選定委員長(神代中校長) 6中の副校長及び、各校から1名で教員8名、そして保護者代表2名で委員会を構成し、72社・194冊の教科書を、7観点20項目で検討することを調査研究委員会(教員81名)に依頼。6月22日に調査研究資料完成した。
 8つの中学校に順番で教科書を回覧したが、教員から意見はなかった。
 展示会では、染地小の会場で36名、中央図書館で165名。あわせて201名が閲覧。
 その後、調査研究資料を検討。検討内容は、適格性、偏らないように調整。保護者2名の意見、市民の意見も勘案し、選定資料を作成し、7月21日に教育委員会に資料を提出した。
 仙名委員 今回見本本が少なかったのではないか。
 教育委員会職員大村氏 昨年の小学校採択では10セットだったが、今年はは5セット。展示会場2箇所にそれぞれ1セット。学校回覧に1セット。教育委員に2セット(各委員に半分ずつ)。展示会・学校回覧終了後、教育委員に。
 仙名委員 学校からの意見がなかったということだが、学校の教員にみてもらうのは日程的にも難しかったのではないか。
 長谷川選定委員長 学校巡回は1校3日ずつ。十分であったかどうかは…。各校に調査研究委員がおり、教員の意見は反映されている。また、教員から短かったという意見はなかった。

 【歴史教科書】
 長谷川運営委員長 7項目20項目にしたがって検討しており、報道されているような内容についてとりあげることは指示していない。
 高橋社会科調査研究委員長(調布中校長?) (指導要領の字数・目標・内容などを確認したあと、それぞれについて個別に報告)
  *東京書籍 学習課題を明示し、本文と資料で課題を追求していくスタイル。各頁の半分が資料。
  *大阪書籍 鉄腕アトムがナビ役。各省冒頭に地図で見る世界の歴史掲載。作業、発展学習も。
  *教育出版 ご近所調査隊などで作業的。
  *清水書院 ナビ役のキャラクターが課題を提示を深める作業のページ。
  *帝国書院 単元のねらいを資料と本文で追究。テーマページで多くの地域を扱っている。
  *日本文教出版 各節に課題を設定し、それを追究。
  *扶桑社   単元の学習課題を明示。テーマページ・作業・体験・発表で追究。他社にはない人物やテーマを掲載。
  *日本書籍新社 地域(青梅・三鷹・大田・練馬)の歴史を調べよう。テーマページ。
 [質疑]
 榎本教育長 日書で地域学習というが、他社も都内をとりあげているのではないか。
 高橋 日書でとりあげている地域では東京が多い。他社は東京以外の地域も。
 仙名 各社ともはっきりした特徴のない選定資料の書き方になっているが、そのなかで扶桑社は課題項目が、近現代は2項目しかない、とあるが…。
 高橋 編集意図はわかりかねる。テーマ学習8つうち2つというのは事実。
 新田委員 歴史は断定してはいけない。歴史の本は、国際協調が先、そのうえで国民として自覚を失わないものであるべき。
 榎本教育長  ある教科書では、人物名が400以上ある。しぼってすすめていく途中で影響があるのではないか。
 高橋 人物を通しての歴史学習は、生徒の興味・関心を高める。授業では、全部とりあげるわけではなく支障はない。
 榎本教育長 すべてとりあげれば、多すぎて負担・過重になる。
 菊地委員   帝国書院に関する選定資料での、資料の評価についての記述があるが、その意図は。
 高橋 他社との比較ではあるが、多くの会社は教科書の上に資料があるが、帝国書院は両サイドにも資料・コメントがあり、文章表記も多い。
 [無記名投票]1人3社をあげる投票
 東京書籍 5  日本書籍 2  清水書院 2  日本文教 2  扶桑社2    帝国書院 1  教育出版 1  大阪書籍 0
 関口委員長 よって5社を候補にのこし、8月5日に審議します。

【公民教科書】
  高橋社会科調査研究委員長(調布中校長?) (指導要領の字数・目標・内容などを確認したあと、特徴を報告)
  *東京書籍 (聞き取れず)
  *大阪書籍   単元は鉄腕アトムがナビ役。現代社会・国際政治・外交  の順。
  *教育出版  単元は現代社会・国際政治・経済、国際社会の順。
  *清水書院  単元は現代社会・政治・経済、国際社会の順。キャラクターの疑問が学習課題となっている。
  *帝国書院  単元は現代社会・経済・政治・国際社会の順。半分が資料
  *日本文教出版  単元ではなく7章だて。憲法と福祉が独立している。
  *扶桑社  単元は、現代社会・経済・政治・国際社会の順、各章の学習課題が発展に対応。理解を深めよう、というなかで国旗・国歌をとりあげている。
  *日本書籍  ナビ役がが学習課題を追究し、本文・掲載資料を用いて検討。
 [質疑]
 仙名 個人の尊厳は大事。そして自由・権利と義務のバランスはとても大事。日本書籍は権利を順序よく学ばせていてわかりやすいのではないか。
 新田 現場としては、歴史と公民は同じ教科書でなくてもよいのか。
 高橋 違っても(構わない)
 関口 扶桑社で国旗国歌にふれていたが、他社は?
 高橋 指導要領に国家主権の学習で指導するようにあり、内容面は違っているが、全社とりあげている。
 〔公民の無記名投票結果〕
 東京書籍 5  日本書籍 3  扶桑社 2 大阪書籍 1  教育出版 1  清水書院 1 帝国書院 1   日本文教 1
  よって東京書籍・日本書籍・扶桑社が候補に残った。

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