Friday, August 05, 2005

扶桑社版教科書採択を阻止 審議に傍聴のべ230人 

 
   扶桑社版教科書採択を阻止

       3回の審議に傍聴のべ230人
      採択作業の問題点も多々明らかに

 調布市教育委員会の第6回臨時会は、5日午前、グリーンホール・小ホールで開かれ、社会科、理科、数学、音楽、美術などの採択が行われ、注目の社会科では、歴史、公民部門で候補に残されていた「新しい歴史教科書をつくる会」による扶桑社版教科書の採択はかろうじて阻止された。3回の審議に対し傍聴に駆けつけた市民は述べ230人余。市民の良識が教育委員会の審議にも反映されたことになった。
 しかし、教育委員が内容について何も発言がないのに、常に扶桑社に2票の採択意見が入るなど採択の問題点は、残されたままで、今後の課題となっている。

        歴史は2回目で候補から外れる

 この日の委員会には、市民約90人が傍聴。社会科の教科書採択に入り、まず地理の教科書で帝国書院が採択された。続いて、歴史の審議に入り、前回までに残された東京書籍、清水書院、文教出版、扶桑社、日本書籍新社を対象に審議。5社を2社に絞り、のちに1社にする方式が提案された。
 このあと、3人の委員が意見を表明、2社に絞る投票が行われたが、東京書籍3、日本文教出版、扶桑社、日本書籍が各2票、清水書院1票となったため、今度は4社で投票、この段階で東京書籍と日本文教出版が各3票、扶桑社、日本書籍が各2票となり、ここで扶桑社は外れ、上位2社で投票の結果、東京書籍3,日本文京出版2で、東京書籍に決定した。
 引き続き、公民についての審議では、東京書籍、扶桑社、日本書籍の3社に絞られていたため、投票したが、東京書籍と扶桑社が各2票、日本書籍が1票となり、これも上位2社で投票、東京書籍が決まった。
        数学-学図、理科-大日本、音楽-教育芸術
        美術-日本文教出版、保体-学研
       、技術家庭-東書、英語-三省

 このほかの教科書採択では、地図は帝国書院、数学は学校図書、理科は1,2分野とも大日本図書、音楽は一般、器楽とも教育芸術社、美術は日本文教出版、保健体育は学習研究社、技術家庭は技術、家庭とも東京書籍、外国語(英語)は三省堂が決定した。



 

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