Saturday, August 06, 2005

恐ろしさ痛感した教科書採択-委員会を傍聴して①

 
    恐ろしさ痛感した教科書採択
              -重大な決定に議論なし

                     石川康子(布田2丁目)

 扶桑社採択という最悪の事態は避けられたものの、公民ではたった1票の差でどちらに転んだかわからないという危ういものだった。この重大な決定がほとんど議論もなく、機械的な投票の繰り返しで行われたことの恐ろしさを痛感した。

 教育には何の経験もない委員たちが、突然教科書を選ぶ。しかも全教科の。ほとんど発言しない委員もいた。特に委員長は形式的な手続きに終始して、その意見はついにきくことができなかった。恐らくは政治的な理由で執拗に扶桑社を選んだ委員がいたことが、無記名であっても何回も繰り返された投票結果から推測された。

 それにしても、あぶないといわれた調布のこの結果、そしてまだ最終決定には至らないが杉並の意外な成り行きは、市民の活動の成果だろう。前回にはきちんと発表された市民からの意見表明については今回はまったく言及されなかったけれども。金と権力がついていても扶桑社は負けた。

 それにしても漁夫の利を得たのは東京書籍だろう。
 すべてを読み比べたわけではないが、日本書籍新社のものは少なくとも東京書籍より数段質が高いと思った。現場の教員が選んでいた時には最大シェアを占めていたことに納得がいった。
 教科書はそれを使う者が選ばなければ使いこなすことも難しいだろうと思う。わたしも教員のはしくれなので。

   今回の教育委員会の採択について、ご意見をお寄せください。
                         (編集者)
   

        

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