Saturday, August 27, 2005

愛媛県教委が「つくる会」歴史教科書を採択

    ◎愛媛県で「つくる会」教科書採択
         知事は元文部官僚、全委員一致
  
 愛媛県教育委員会は26日、定例会を非公開で開き、県立中高一貫校3校(生徒数約480人)と県立ろう・養護学校で来春から使う歴史教科書を「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した扶桑社版に決めた。
 愛媛県教委は2001年にろう・養護学校で、02年に中高一貫校で扶桑社版の歴史教科書を採択している。
 報道によると、この日県庁前には、扶桑社版の教科書に反対する市民グループが座り込み、採択反対をアピール。委員会には賛成派も多く傍聴希望に訪れたが、会の冒頭で審議を非公開で行うことが決められ、抽選で選ばれた6人の傍聴者は退席。委員会の審議は約2時間で終了した。
 終了後、井関和彦委員長は、「日本独特のすばらしい文化や歴史上の人物を多く取り上げてあり、生徒が歴史に対する関心を持てる」と採択理由を説明。「子どもたちが自国に誇りと愛着を持ってほしいとの願いを込めて選んだ」と話した。委員からは「事実の羅列ではなく物語風に書かれ、生徒の興味を高める」「文化、人物の記述で質量ともに他社より優れている」などと扶桑社版を評価する意見が出されたとのことで、採択は6人の委員の満場一致で決定。反対は全くなかったという。
 扶桑社版はほかに栃木県大田原市や東京都杉並区が採択、東京都立の中高一貫校や養護学校なども使用を決めている。
 なお、同県の加戸守行知事は、元文部省官房長。その後、日本芸術文化振興会理事長、日本音楽著作権協会(JASRAC)理事長などを務めて1999年、愛媛知事選に立候補、当選。以来2期目。


 

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